長く勤めることが、本当に正しいと言う時代はとっくの昔に終わっている。
そんな、今の時代に1社依存の考え方について改めて疑問を持つのはどうだろうか?
1つの会社に勤め続けること
昔の人はと言うと、偏見があるかもしれないが
昔は1つの会社に長く勤めるのが「良いこと」だとされてきた。
その理由は単純で、すぐに辞めないこと、諦めない気持ちを持つこと、苦しさに耐えることを
評価されたからだろう。
なので、「転職をしすぎる人」=「継続できない人」としてあまり良くない評価をされる。
そんな認識が、昔にあったのが事実である。
今も、ないわけではないのでその点はしっかりと認識しておこう。
1社依存で定年なら良い
1つの会社で定年まで働くなら、そもそも問題ない。
まったく疑問を持たず定年まで働き、幸せに暮らすと言うのも素敵な幸せだと思う。
しかし、定年までの間に何かがあった時は一体どうなるだろうか?
人生には、予想しないことが起こるものだ。
本当に、定年まで元気に働けるかどうかなんて誰にもわからないのが事実。
圧倒的に不利な1社依存
1社で長く勤めることは、良いことだと言える。
しかし、改めて言うが人間はいつどんなことが起こるかわからないものである。
倒産、失業、解雇、事故、人間関係のトラブルなどさまざまなことが起こりかねない。
そんな様々な理由で、勤めていた会社を辞めなくてはいけない時がある。
そして、新しい会社に転職をしないといけなくなる。
そうなった時に、1社しか経験がないと他の会社に入った時に困りやすい。
以前勤めていた会社が基準になっており、それ以外を経験したことがないからだ。
さらに、万が一前の会社に長く勤めていた場合はその会社の成功体験が自分のプライドを保持したがる。
本当に大事なのは、新しい会社で本当に必要なことをすることであり、
過去の栄光によって何かをすることではない。
もちろん、経験や成功体験からより良いパフォーマンスを生み、
新しい職場に貢献できなるようなら問題ない。
簡単に言ってしまうと、
1社のみの経験では、転職したら新人同様になりかねないと言うことだ。
一社依存で、勤続年数が長いだけでそれなりの立場になって能力がない人間にもかかわらず
勘違いをしてしまっている人。
1番危険な状態なので、当てはまるような方は一度自分を見直した方がいいかもしれない。