【手数料ビジネス】をご存じですか。
もちろん知っていると言う方もいれば、
なにそれ?と言う方もいるかもしれません。
手数料ビジネスとはなにか?
そしてなぜ、この【手数料ビジネス】が儲かるのか。
【手数料ビジネス】について理解を深めることができる記事となっています。
手数料ビジネスとはなにか?
まず【手数料ビジネス】とはなにか?
例をあげるとわかりやすいと思うので、これらを知っていますか?
- メルカリ
- BASE
- ココナラ
- 不動産屋
最後の不動産屋にいたっては全員が知っているビジネスだと思います。
不動産以外の3つはまさに、今ビジネスを席巻していると言っても過言ではないサービスです。
不動産も含め、これらが手数料ビジネスであり儲かるカラクリのあるビジネスなのです。
1つづつ簡潔に説明をしていきたいと思います。
メルカリ
ご存じのとおり、日本最大級のフリマアプリです。
会社も、日本を代表する企業にまでなりました。
仕組みは至って簡単で、不用品を売りたい人と買いたい人のマッチングアプリです。
【メルカリの仕組み】
- 売る側は0円で出品できる。売れた場合に10%の手数料がかかる。
- 買う側は、販売価格のみで購入が可能。
- 配送費は売る側買う側の相談によって決定。
これだけで至ってシンプルなんです。
昔はよく、フリーマーケットが開催されて不用品を売っていましたが
そのフリーマーケットのweb版ですね。
ここで本題なのですが、注目するべきなのはメルカリの会社はどのようなことをしているかです。
メルカリがやっていること
アプリを無料で使わせて、売れた時にだけ10%の手数料をもらうだけ。
メルカリは、物の在庫をもつリスクもありません。
発送のコストも手間もありません。
アプリを正常に保って、サポート対応をしっかりする必要はありますが
それ以外は、言い方を考えないで言ってしまうと
お客さん同士が勝手に取引をしてくれて、手数料だけザックザク入ってきます。
2021年時点で、累計出品数が25億品を突破しています。
在庫を抱えず、この25億品のものが勝手に売れら購入されてその10%が収益となるのです。
この記事を読んでいる間にも、ものすごい数の売買が成立し
メルカリは24時間10%の取引手数料を稼ぎ出しているのです。
アプリの運営やサポートは個人ではできないにしても、
収益性を考えると、ものすごいローコストで莫大な売上を出していると言えます。
これがメルカリの手数料ビジネスです。
BASE
自分のネットショップを無料で持つことができる「BASE」です。
香取慎吾さんを起用したテレビCMをよく見ます。
こちらのビジネスモデルも基本的には同じです。
【BASEの仕組み】
- 無料で簡単にネットショップのサイトを開設できる。(決算システムも用意されている)
- 売る側は初期費用、月額費用をかけずネットビジネスを始められる。
- 売れた場合「BASEかんたん決済手数料 3.6%+40円」+「サービス利用料 3%」が発生
このようになっています。
少し手数料の計算は面倒ですが、
基本的には無料でネットビジネスを始めることができると言うわけです。
売れた時だけ、手数料が発生するのはメルカリと同じです。
このコロナ禍で働き方が変わりつつある今、
自分で起業をしようと言う方も少なくありません。
ただ、いきなり会社を作って在庫を持ってお金をかけてホームページを作るのはハードルが高い。
しかし、このBASEを使えば売るものさえ用意したらすぐにでも始めることができます。
このようにして、メルカリ同様一気に人気となったサービスです。
販売をしたい方は、BASEを使って売ることができれば儲かりますし
たくさん売れればBASEも儲かります。
メルカリと同様で、アプリとサービスのメンテナンスとサポートをしていれば
基本的には在庫を持たないでも、たくさんの商品の数%が利益として入ります。
そうまさに、この瞬間もチャリンチャリンと!
これが、「BASE」です。
ココナラ
「ココナラ」は上の2つと大きく違うのが、
「物」を売るのではなく「スキル」を売ると言う点です。
ココナラの説明は省きますが、
簡単に言うと、スキルがない人とスキルのある人をマッチングするサービスです。
例えば、「店のロゴデザインをしてほしいけど自分ではできないから誰かに頼みたい!」
このような時に利用するサービスです。
【ココナラの仕組み】
- さまざまなスキルがある方が登録をしており、依頼や受注ができる。
- 登録は無料で、仕事の依頼や受注が発生した際に手数料が発生する。
- サービス手数料は利用するサービスの「販売者 20%」「購入者 5%」が手数料です。
このサービスも「メルカリ」「BASE」と同様です。
物が目に見えないスキルになっただけです。
買い手と売り手が成立すればその手数料が「ココナラ」の収益となります。
スキルを売ると言うのは、実際のビジネスでも利用されるため、
物を売るよりも単価が高くなることもありますので
そうなれば収益も大きいと考えられます。
ただ、メルカリの成立件数を超えることはないでしょう。
「ココナラ」もサイトの運営やメンテナンスとサポートをしてさえすれば、
仕事を受けたい人と、お願いしたい人が勝手に結びついてくれます。
これが「ココナラ」です。
不動産屋
今までの3つは、わかる通りインターネットでのサービスとなりますが、
最後のこちら「不動産屋」については現実に店舗を構えているビジネスです。
あって当たり前の不動産屋だと思うのですが、
都市部だと物凄い数の店舗があります。
なんだったら、3店舗も4店舗も並んでたりします。
そのような中で、なぞに潰れていかないのが不動産屋です。
なぜ潰れないのか?
答えは簡単で、儲かっているからです!
【不動産屋の仕組み】
- 賃貸物件の仲介手数料
- 売買による仲介手数料
- 工事や改修などの紹介料やその類
不動産屋は仲介手数料というイメージがあると思いますが、
まさにその通りです。
メルカリやBASEとの違いは、圧倒的な単価の高さです。
関東の賃貸では、仲介手数料が1ヶ月分は普通です。
もっとも安い1Rの部屋でも、1件で数万の仲介手数料が発生します。
物件はピンキリですから、実際にはもっと仲介手数料として儲かります。
そして、さらに儲かるのが家や土地の売買の仲介や紹介料です。
この場合は単価が一気に上がるため、1件の制約で数百万円の収入になります。
そして何より、不動産屋のいいところがこちら。
- 店舗は構えても、他にお金がかかることはほぼない。
- 実質、不動産屋が所有しなくてもいいため何も持たないでビジネスができる。
- 基本的にせかせかと営業する必要はない。
不動産屋は右からきた案件を左の方へ、伝えたらいいという、
これが「不動産屋」です。
手数料ビジネスの最大の魅力
結局、ここまで読んでもらえたらわかるかと思いますが、
手数料ビジネスの良さがわかったかと思います。
改めて手数料ビジネスの最大の魅力はこちら
- 在庫や物件を持つ必要がない
- 売り手と買い手を繋げるだけ
- 営業をしなくても売りたい人や買いたい人が自発的に動いてくれる
- 作業量の割に収益率が大きい
これが手数料ビジネスなのです。
一言でいいます。
軌道に乗れば楽なのにかなり稼げるビジネスなのです。
基本的には、ほとんどの人がこのようなビジネスを使う側です。
使わせる側になれば、ボロ儲けも可能になるでしょう。
まだ世に出てない、需要のある手数料ビジネスを考えて作り上げることができるなら
それはできるだけ早めにやったほうがいいかもしれません!